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これが痛風の症状~痛風発作・痛風結節~

痛風発作

他の病気と同じく、症状から痛風と気づく場合があります。そして新たな症状も出てくるでしょう。

ここでは、痛風による症状をいくつかご紹介します。

はじまりは痛風発作から

痛風の始まりは多くの場合、左右どちらかの足の親指の付け根の関節の痛みを伴う痛風発作から始まります。

この痛風発作は寝ている間に起きることが多く、深夜から翌朝にかけて起きます。

血液検査で尿酸値が高いことを指摘されていた人は、とうとうきたかと思うかもしれません。

不意をつく形でもたらされる激痛に、ただ驚き、右往左往する人もいるでしょう。

この痛風発作の痛みは「風が吹いても痛い」と形容されるように、開始から数時間で赤くはれ上がり、触れるほどのできない痛みになり、歩くことも困難になります。

この発作は他の足の指や足首、ひざ、手の指、手首などでも起きます。

特に、ひざのような大きな関節の場合、発熱や頭痛といった全身症状を伴うこともあります。

この痛みは4~5日、長くても2週間程度で治まりますが、激痛を我慢するのは大変なことです。

動けるようになり次第、病院へ行くことをお勧めします。

痛風発作は一回いではおさまらない

痛風発作がおさまったからといって、痛風が治ったのではありません。

この一回目の痛風発作を放置してしまうと、後に重症化する可能性が高まります。

痛みが完全に治まってからでも構いません。しっかり医師の判断を仰ぐことが大切です。

それは、この発作はおそらく一回では終わらないからです。

痛風発作の初期は間隔もあき、痛むのも1箇所ですから、直ったかのように誤解してしまうのは無理もありません。

しかし、次第に間隔が短くなり、痛む箇所もあちこち変わってきます。

同時に何箇所も痛むことも出てきます。

そして、発作は長引くようになり、2週間では終わらなくなってきてしまいます。

ここまでくると、仕事にも影響が出てくる人もいるでしょう。

痛風はこのような痛風発作がよく知られていますが、そのほかにも痛風によってもたらされる症状があります。

感染に発症する痛風結節

痛風により、関節がこぶのようにはれたものを痛風結節と呼びます。

痛風結節は関節に尿酸が溜まって、尿酸の結晶ができることで起きます。

痛風結節は体中の関節にできる可能性があり、耳たぶにも米粒ほどの白いにきびのような形で現れることがあります。

痛風結節を放置したり、痛風を悪化させたりしてしまうと、そのこぶは次第に大きくなり、関節が変形してしまうことがあります。

こぶは尿酸の結晶によるものなので、血液中の尿酸が高濃度の状態であれば、いつでもできる可能性があります。

痛風結節により関節の変形が起きても、高尿酸の状態を改善できずに悪化させてしまうと、関節の変形は次第にひどくなり、曲げられないといった機能障害をもたらしてしまいます。

初期の段階で、しっかり対処すれば、このような事態を避けられますので、疑わしい症状が出たならば、医師の判断を仰ぐことが大切です。

痛風発作は、足の親指の付け根から

足

そして、痛風で最も恐ろしいのが、合併症です。

痛風は適切な治療により、命に関わることは減ってきました。

しかし、痛風がもたらす合併症には命を脅かすものが多くあります。

合併症としてもたらされる高血圧や糖尿病、高脂血症は動脈硬化を促進し、脳梗塞や心筋梗塞といった生命の危険を伴う病をもたらす可能性を高めてしまいます。

裏を返せば、痛風治療による生活習慣の改善はこれらの病の予防にもなるので、適切に行いたいところです。