痛風の診断と似ている病

診察室

何の前触れもなく、足の関節に激痛が走り、歩くこともままならない・・・こんな時、どうしますか?

日常生活に支障が出るような痛み(この場合は歩くことも困難な痛みですから、生活に支障は必至ですね)であれば、何とかしようと思うのではないでしょうか。

もし激痛が起こったら…

痛風の足

家庭での対処法といえば、湿布を貼ったり、マッサージしたりといったところでしょうか。

痛み止めを持っていれば、服用してみるかもしれませんね。

それでも治まらなければ、病院を受診してみようと思うのではないでしょうか。

何か思い当たる節があれば、それに応じた診療科を受診するでしょう。

それもない場合は、整形外科を受診するのが一般的かと思われます。

足の関節の痛み、と一口にいっても様々要因が考えられます。

外傷的なもののみならず、内科領域のものでも足の痛みを伴う病もあります。

できるだけ早く痛みの原因を突きとめるには、いつ、どのように、どんな痛みが生じたのか等、状況を記録しておくと診断の助けになることがあります。

進行すると怖い病の可能性もあるので、仮に、痛みが治まっても、原因を究明することがお勧めです。

足に激痛が走ることが特徴的な病、痛風

  • 足親指のつけ根の関節に激痛がある
  • 自分は30代~50代の男性である
  • 痛むのは一箇所だけである
  • 足を酷使した後もしくは、肉類やお酒をたくさん摂取した後の夜~翌朝に痛みが起きた

これらの条件を満たしていれば、一番に疑うべき病があります。

生活習慣病の一つといわれる痛風です。

上記項目は初期の痛風発作に特徴的な症状です。

これまでに尿酸値が高いと指摘を受けたことがあれば、痛風の可能性が非常に高いでしょう。

痛風は内科領域の病ですので、これらの条件を満たしているのであれば、他の診療科に先駆けて、痛風の専門医がいるところか内科を受診することをお勧めします。

痛風と症状が似ている病

痛風と症状が似ている病の一つに慢性関節リウマチがあります。

痛風との簡単な見分け方のポイントは、リウマチは女性に多く、たくさんの関節が同時に痛むという点です。

痛風と同じように足の親指が痛むものに外反母趾が上げられ、ハイヒールなどを愛用する女性に多いことが特徴です。

痛風、慢性関節リウマチ、外反母趾ともに、関節や関節周辺の変形を伴うことがある点も似ているポイントです。

そして、偽痛風といわれるピロリン酸カルシウムの沈着による関節症も、その名の通り、痛風と症状が似ている病気です。

偽痛風はひざ関節に発症することが多い病です。

偽痛風は尿酸値異常を伴いませんので、血液検査で簡単に区別することができます。

また、痛風は生活習慣病の一つといわれていますので、自身の生活習慣に問題を感じている場合は痛風を疑ったほうが良いかもしれません。

痛風は食生活の改善をしたり、投薬治療を受けたりすれば進行を食い止め、症状を改善できる病です。

まずは、診察を受け、診断をもらうことが大切です。