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秋の食卓

秋刀魚

秋は味覚の秋とも言われ、夏の暑さも和らぎ、さらに秋が旬の食欲をそそる食材が出回り、一気に食欲が増す時期です。

よって、秋の食卓は、いつも以上に食べ過ぎに気をつけることがポイントになってきます。

ひょっとしたら、痛風患者の食事療法で一番辛い季節かもしれませんね。

でも、せっかくですから、旬の食材を楽しみたいところです。

旬の食材~きのこ~

秋の食卓のポイントはきのこです。

秋はしいたけ、しめじ、えのきといった数々のきのこが、一番おいしいといわれる旬の時期を迎えます。

きのこ

きのこはナイアシンやビタミンDといったビタミンが豊富、ミネラルをも含み、たくさん食べても低カロリーと嬉しいこと尽くめです。

噛み応えもあるので、満腹感も得やすく、今まで思う存分食べることを我慢してきた人も、きのこをたくさん組み合わせることで、ひょっとしたらおなかいっぱい食べられるメニューができるかもしれません。

きのこは洋食、和食を問わず使える食材であることも嬉しいですね。

旬の食材~サンマ~

秋の味覚はローカロリーな食品ばかりではありません。

毎年、秋になると出回るサンマは脂が乗って、この時期ならではのおいしさがあります。

ただし、カロリーは1匹食べると、約300kcalと高く、プリン体も155mgと多めなのが気になります。

サンマはがん予防の効果が期待できる、セレンの含有量が多く、がん予防や高酸化作用が期待できます。

また、不飽和脂肪酸のイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸を豊富に含みます。

イコサペンタエン酸は血中の中性脂肪を減らしてくれるので、

  • 動脈硬化の予防
  • 脳卒中や心筋梗塞
  • 高血圧の改善や予防
これらに期待ができます。

ドコサヘキサエン酸(DHA)は神経細胞に欠かせない物質で、脳に多く存在することから、脳を活性化させる物質との認識が高く、DHAの摂取は痴呆予防につながると考えられています。

よって、サンマは栄養価も高く、賢く摂取したい食品の一つです。

サンマ

前述の通り、カロリーが高く、プリン体も多いことから、一匹まるまる食べるのは避けた方がよさそうです。

焼き魚という形より、料理の具材の一つとして利用する方がお勧めです。

また、秋はいも類も旬を迎える時期です。

地方によっては、いも煮会などといって、大勢でいも類をメインにした汁物を囲み、秋の風物詩となっています。

地域によって、メインとなるいもはジャガイモだったり、サトイモだったりするようですが、いもと一緒に肉類とたくさんの野菜を煮込むので、栄養バランスのよい一品とすることができます。

芋煮

ただし、バランスがいいからといって、何杯もおかわりをしてしまうと、塩分量が気になってきたりするので、適量を意識することも必要になるでしょう。


痛風で食事療法中でも、メニューや食べ方に気をつければ、秋の味覚を楽しむことも十分可能です。

そして、秋は食べ物の秋でもありますが、スポーツの秋でもあります。

ちょっと食べ過ぎたかなというときには、体を動かして消費するのも手です。

しかし、体を動かして消費できるカロリー量には限りがありますので、やはり、食事の量の調節、自己管理が大事といえるのかもしれません。