尿をアルカリにする食事も大切

アルカリ化の食事

痛風の痛みは強烈といわれます。

強烈な痛みに襲われている最中は、二度と味わいたくないと思うことでしょう。

しかし、のどもと過ぎればといわれるように、痛みがひくと、次第にその思いは消え、よくないといわれる生活習慣を繰り返してしまう人もいるようです。

生活習慣病の予防から

いくら薬を服用していても、生活習慣や食事内容を改善しなければ、よい結果はそれほど期待できません。

食事内容の改善は痛風の食事療法とも言われ、生涯にわたる尿酸コントロールの一端を担います。

食事療法で、痛風といえばプリン体というように、セットで考えるのはやや古いようです。

今は、プリン体はどんな食事にも量の差はあっても含まれるので、参考値程度にとどめ、3食栄養バランスのよい食事を取ることで、痛風患者に多い肥満を解消し、痛風の合併症である生活習慣病を予防しましょう。

尿をアルカリ化する食材

痛風は血液中の尿酸濃度が高まることで起きます。

血液中の尿酸濃度が高いと、結晶化し尿酸塩となることがあります。

この尿酸塩が、痛みをもたらしたり、様々な悪さをしたりしてしまうのです。

尿酸塩は酸性下で結晶になりやすく、アルカリ下で血液中に溶け出すことが知られています。

よって、痛風をお持ちの方は、できるだけ体内をアルカリ性にすると良いでしょう。

腎障害や尿路結石の予防となります。

通常、人の尿は、弱酸性に保たれています。

それを、アルカリ食品で体内をアルカリ化することで、痛風の改善が期待できるでしょう。

アルカリ食品の代表は野菜や海藻類です。

野菜

どちらもビタミンやミネラルを多く含み、低カロリーです。

たくさん摂取することができます。

そして、きのこ類も尿をアルカリ化する食材です。

炊きこみご飯

きのこは煮ても焼いてもおいしく、和・洋・中のどの料理にも使うことができます。

野菜や海藻類同様に、低カロリーであるところが嬉しいところです。

通風の食事制限では、適切な栄養のバランスに気をつけるとともに、余裕が出てきたら、尿のアルカリ化をも考えて食材を選んでみましょう。

ただし、尿をアルカリ化する食品が、必ずしも痛風にとても良いとは限りません。

例えば、尿をアルカリ化する干ししいたけは、プリン体含有量が高く、多量に摂取することは望ましくありません、この場合、いくら尿をアルカリ化するとはいえ、少量の摂取にとどめることが望ましくなります。

このような食品の一つに、わかめもあります。

わかめの味噌汁

干ししいたけ同様、ワカメも一回に多量摂取するメニューはそれほどありませんが、注意が必要です。

わかめは100gあたりでみると、牛・豚肉のレバー並みのプリン体量になります。

痛風の食事療法では、尿酸を減らすとともに、尿のアルカリ化をも取り入れてみましょう。