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どこまで減量すればいい?

減量

痛風の治療にあたり、減量を勧められることがあります。

肥満は尿酸値をあげる原因になりますので、肥満や肥満傾向が見られる人には減量がお勧めです。

また、肥満は高血圧や脂質異常、糖尿病を引き起こしやすく、これらは痛風の合併症としても知られています。

メタボリックシンドロームになってしまうと、命の危険が高まります。

さて、減量するといっても、どれくらい減量すればよいのでしょうか。

理想の体重を目標にして減量する

どのような目標を立て、減量を進めたらよいのでしょうか。

天秤ばかり

目標は、減量をしようとする人の現体重などによります。

標準体重を大幅に超えてしまっている人は、まず、今の体重から少しでも減らすことが先決になります。

標準体重を超えて、外見上も減量が必要に思えるのならば、理想体重を目標として減量を進めましょう。

標準体重をわずかにオーバー程度であれば、減量のために何かをするのではなく、痛風治療のために、生活習慣や食生活を見直せば、おのずと理想体重に近づいてくるでしょう。

焦って減量をすることはないと思われます。

では、自身の標準体重はいくらなのでしょうか。

標準体重は自身の身長(m)の二乗に理想的なBMI値である22を掛けると、出てきます。

例えば身長が170cmならば標準体重は

標準体重=(1.7m×1.7m)×22

で計算されます。

現在の体重と比べてどうだったでしょうか。

この数値が目標の一つとなることは間違いありません。

標準体重や一日に必要なカロリー摂取量を計算する

この標準体重は一日に必要なカロリー摂取量を計算する上でも必要です。

一日に必要なエネルギーは標準体重に25を掛けると計算されます。


先ほどの身長170cmの人であれば…、

標準体重は約64kgですから、そこに25を掛けると、1600kcal

ということになります。

この25という数字はデスクワーク中心や軽作業中心の仕事の人や、子どものいない主婦など一般に、活動レベルが低いとされる人に適用する数字です。

体を使った重労働をしているような人は最高値である35が適用されます。

つまり、一日に必要なエネルギーはその日の活動量に左右されることが分かります。

そして、調理時にいくら厳密にカロリー計算をして食事を作っても、実際口に入るカロリーは若干違ってしまいます。

よって、一日に必要なカロリーはおよその値と覚えておくと良いのではないでしょうか。

長い目で標準体重に近づける

減量のポイントはいきなり大きな成果を求めないことです。

運動

激しい減量は体に負担がかかり、リバウンドの可能性が高まり、逆効果です。

徐々に、長い目で標準体重に近づけるようにしましょう。

初めのうちは今の体重の5%を減らすことを目標にしてみましょう。

1ヶ月に1~2kgとゆっくりしたペースで減量を進めましょう。

最終目標は標準体重です。

これは、健康に過ごすための理想な体重であって、一般的なスリムな人という感覚とは違うことを理解しておきましょう。

減量が成功しても、減量中の食生活や体を動かす習慣などを維持することが、痛風という病において、重要になります。