尿酸値を上げない

ウォーキング

痛風を発症すると、食事療法を勧められることが多くあります。

痛風の食事療法とはどのような点に注意し、進めればよいのでしょうか。

痛風の本当の怖さは合併症にあるといわれ、食事療法に合併症予防を含めることが理想です。

しかし、いままで特に気にせず食事をしてきた人にとって、制限をされる、気をつけなければならないというのは精神的負担を伴うことです。

よって、初めから、あれもこれもとやりすぎないことがポイントです。

わかりやすく初めは尿酸値を下げる

尿酸値を下げることができれば、痛風発作を抑えることができます。

尿酸値を下げるために、食事でできることは体内で尿酸を生成する、プリン体の摂取を控えることです。

食品100g中にプリン体200mg以上含むものを高プリン体の食品といいます。

動物のレバー、魚類の干物、煮干や鰹節、干ししいたけがあげられます。

わかめやパセリ、ローヤルゼリーも高くなっています。

反対にプリン体が少ない食品(100g中に100mg以下)は

  • お米・パン・そば・うどんといった主食類
  • 野菜や果物類
  • 乳製品や魚卵・鶏卵といった卵類
  • 大豆製品
  • 魚肉ソーセージやかまぼこ・さつま揚げやちくわといった魚加工品
などがあげられます。

これらのプリン体が多い・少ないの基準は、すべて100グラム当たりである点に注意が必要です。

プリン体が少ないといわれる食品でも、極端に偏って、多量摂取すれば、プリン体が多いといわれる食品の少量分のプリン体量に匹敵します。

プリン体の正体

そして、プリン体は体の臓器や筋肉を構成する主成分であるタンパク質が分解されることによっても生じます。

タンパク質は3大栄養素の一つで、体のエネルギー源になるとともに、体の構成に欠かせません。

このことからわかるように、健康な体を保つためには分解によりプリン体が生成されるたんぱく質が必要で、日々の食事からプリン体を断絶することはできないのです。

したがって、食事ではプリン体をうまく摂取することが大切です。

血液中の尿酸値を下げるには

血液中の尿酸値を下げるためには、尿酸の排泄を促すことも効果的です。

水分を多く摂取することにより、尿量を増やし、尿酸の排泄を促すことができます。

また、体重が増えると尿酸値が上がることが知られていますので、体重を適正体重にすることも大切です。

ジョギング

体重を適正にするためには、適度な運動が推奨されています。

痛風という病において、尿酸値を下げることは重要ですが、尿酸値を高くしやすい体質を改善することも大事です。

よって、最近は、尿酸値にこだわり過ぎず、バランスの良い食事を心がけ、プリン体を賢く取るという方に主眼が置かれるようになってきました。