もしも「痛風」になってしまったら。発作の応急処置と診断、治療の流れ

もしあなたが働き盛りの20~30代男性で、美味しいものやお酒が大好きで、さらに慢性運動不足なら、とりあえず知っておいた方がいいかも知れません。

「痛風」発作が起こったとき、まず何をするべきか。そしてどんな治療をするのか。

この痛みはもしかして「痛風」?まずするべきこと、患部を冷やして安静にすることです。

食事

ある日突然足の親指の付け根に起こる激痛、もしあなたが20才以上の男性で、健康診断などで「尿酸値」に関する警告を受けていたり、或いは美味しいものやお酒が大好きで、毎日食べ歩き、飲み歩くような生活を送っていたなら、それは「痛風」発作である可能性が高いです。

このような場合どうすればよいのでしょうか?

まずは痛みを少しでも和らげるために、座布団などを折り曲げて、その上に足を乗せ、横になって患部を心臓より高く保ち、安静にして下さい。

その際患部を冷やすのも効果的です。

逆に入浴して患部を温めたり、揉んだりすると痛みが増します。

同様に、逆効果の場合があるので、市販の鎮痛剤を飲むのも控えましょう。

そして痛みが落ち着いたら必ず病院へ行って下さい。

病院へ行ったらこんな検査をして、「痛風」かどうかを判断します。

医師

足の痛みに耐えながら病院に向かったあなたは、これから医師の診断を受けます。

足の関節が痛む症状を持つ病気は、「痛風」以外にもあるため、病院では「痛風」かどうかを確認するために、

  1. 血液中の「尿酸値」を測定する
  2. 一日分の尿(外来の場合は一時間)の中に、「尿酸」がどれだけ排泄されたかを測定する
このようなことをします。

またX線検査や、発作を起こした関節から、関節液を採取して白血球の状態を調べたりもします。

このような検査により、「痛風」であることがわかった場合、腎臓の機能を調べたり、合併症である尿道結石などを起こしていないか、腹部に超音波を当て、結石の有無を調べることもあります。

少々痛みを伴うものもありますが、今後の治療にかかわる重要な検査なので、医師の指示には神妙に従いましょう。

「痛風」だと診断されたら、さっそく治療に移りましょう。

病院での検査の結果、あなたは「痛風」であることがわかりました。

「痛風」の治療は「生活習慣の改善」と「薬物治療」の二大柱で行われます。

生活習慣の改善も勿論重要ですが、ここでは薬物治療について説明します。

「痛風」の薬は大きく分けて3つあります。

痛みをとり発作を沈静化する薬

1つ目は「痛風」発作の痛みを取り除き、発作を鎮静化するもの。

これには非ステロイド系抗炎症鎮痛剤である、ナプロキセン・インドメタシンなどが主に使われます。

発作直後に服用して症状を抑える薬

2つ目は発作の直前に飲んで、発作を抑えるもの。

2度、3度と「痛風」発作を起こしたことのある人は、その予兆がわかるといいます。主にコルヒチンが使われます。

尿酸値を下げる薬

3つ目は根本的原因である「尿酸値」を下げるもの。

検査によって判明した患者のタイプから、適切な薬が選ばれます。例えば「尿酸」の排泄が少ないタイプでは、尿酸排泄促進剤が、「尿酸」の産生が多いタイプなら、尿酸生成抑制剤が使われます。

まとめ

足

足に激痛が!! 「痛風」かと思ったら、まずは安静にして患部を冷やし、速やかに病院へ。

検査で「痛風」の診断を受けたら、生活習慣の改善と投薬治療をきちんと実施しましょう。