朝・昼・夜シーン別食事療法の注意点

お弁当

食事の基本は朝・昼・夜の3食です。

一回の食事でたくさん食べられない子どもは、3食の外におやつを取ることが理想とされていますが、成人である大人は基本的に間食の必要はありません。

痛風の食事療法は、この3食をいかにバランスよく取り、1日のカロリーを適切に押さえるかがポイントです。

バランスの取れたメニューにするには、一汁二菜が基本です。

カロリー計算や献立を考えることを考慮すると、和食にすると楽ですが、それぞれの好みに応じて、和・洋・中のどれでも問題ありません。

朝食

朝食は基本の3食の中でも、欠食率が高い食事です。

朝食を習慣的に取らない人は男性に多く、30代では約30%にも上るといわれています。

朝食は一日の初めの食事で、脳にエネルギーを届ける大切な働きをしています。

朝食の大切さがいろいろなメディアで伝えられていますが、なかなか習慣は変わらないようです。

痛風の食事療法を考えたとき、3食のうち1色でも抜くと、栄養バランスやカロリー配分が難しくなります。

特に、朝食を抜く人は一日の野菜摂取量が不足しているといわれています。

といっても、朝は忙しくて、手の込んだことができない、起きたばかりで食欲がわかないなどの声が聞こえてきそうです。

3食バランスよくといっても、3食均等にエネルギーを取る必要はありませんので、朝食は比較的エネルギーを低く抑えることが多いようです。

和食の場合は、ご飯に、野菜の味噌汁、焼き魚に野菜の和え物、それにのりなどをつけるといいですね。

和食はローカロリーでヘルシーな献立を作りやすいのですが、気を抜くと塩分摂取量が多くなってしまうことがあるので、注意しましょう。

朝はパンという方は主食のパンに、牛乳、野菜のサラダ、卵料理を並べると、比較的バランスがとり易いでしょう。

ヨーグルト

牛乳が苦手な方は、ヨーグルトに換えてみましょう。

パンにバターをたっぷり塗ることは避け、サラダのドレッシングも気を抜かずにいたいところです。

ご飯より、パンの方が比較的高カロリーになりやすいです。

昼食

昼食は多くの人が、自宅ではなく、会社や学校などの外出先でとるようです。

必ず外食という人もいるかもしれません。

一般的に、夜、ボリュームがあるものを食べる人が多いようですので、昼に高カロリーなものを食べてしまうと、カロリーオーバーのもとです。

昼は出先の食事が多いため、手軽なものを求める傾向にありますが、カロリーの取り過ぎは要注意です。

また、自宅外の食事では特に野菜が不足しがちです。

時間がないからと手軽なメニューを選ぶと、栄養素が大きく偏りがちになってしまいます。

バランスのよいお弁当の持参は理想ですが、できない人は意識して野菜を取ることで、バランスのよい食事を目指しましょう。

夕食

痛風発作は夜中や明け方に多いため、夕食の内容が最も関係しているのかもしれません。

事実、たくさんの飲酒をした夜は痛風発作が起きやすいといわれています。

夕食は一日の終わりの食事です。

朝食、昼食の内容によって、

「昼間はカロリーを取りすぎたから、夜は抑えよう」
「昼間の食事はエネルギーを最小限に抑えたから、ボリュームがあるものを食べられる」

というように、昼間の食事の影響を少なからず受けます。

前述の飲酒の話しかり、夕食でのプリン体過剰は痛風発作を招くかもしれません。

よって、夕食はいつも以上にプリン体含有量に、気をつけたメニューにしたいところです。