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冬の食卓

鍋料理

冬は寒さのあまり、体を動かすことをついついサボりがちになってしまう人もいるのではないでしょうか。

冬は寒いため、体が取ったエネルギーを脂肪として溜め込みやすい季節です。

また、寒さのため、体内の新陳代謝が落ち込む季節でもあります。

これにより、痛風発作も起きやすくなることも考えられます。

食事療法で悪化を防ぐ

食事療法の徹底で、痛風の悪化を防ぎ、合併症を予防しましょう。

そして、痛風を患っている人に、肥満の傾向が多く見られます。

また、肥満の人の多くに尿酸値の上昇が見られます。

痛風治療には肥満解消が一つのキーワードになります。

肥満解消の一番の方法は減量です。

減量のポイントは適度な運動と適度な食事があげられます。

バランスの良い鍋料理

しかし、寒さのため、この時期はあまり運動による効果が期待できません。

したがって、減量方法の食事におけるウエイトが高まることが考えられます。

冬に代表されるメニューとして、鍋物が上げられます。

鍋

鍋はたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく取ることが可能なメニューです。

鍋に入れる具材により、バランスを調整できるところがいいですね。 身体も温まるし、みんなで鍋を囲んで食べるのは楽しいことです。

鍋料理の注意点

つい、痛風や減量のことを忘れがちになってしまうかもしれませんね。

そんな鍋料理の注意点とはどのようなものが考えられるでしょうか。

鍋は様々な栄養素をバランスよく取れるといいましたが、プリン体含有量が非常に高く高カロリーな食材は、メインの具材としてふさわしくありません。

よって、もつ鍋、もつ煮込みは遠慮した方がよいかもしれません。

さらに、冬に旬を迎えるあんこうは鍋の具材として知られており、中でもアンコウの肝は海のフォアグラとも称され、人気の食材です。

しかし、アンコウは残念ながらプリン体含有量も非常に多く、40%は脂質であり高カロリーなため、痛風を患っている人の減量には向かない食材です。

さらに、冬の鍋コーナーには必ずといっていいほど並んでいる白子もビタミン・ミネラル豊富な食材ですが、極めてプリン体含有量が多くお勧めできません。

おススメの鍋料理

それでも、やはり寒い冬には温まる鍋料理が食べたいものです。

すき焼きやしゃぶしゃぶはいかがでしょうか。

すき焼きのメインである牛肉はプリン体も多くなく、煮汁をほとんど食べずに卵をつけて食べるため、痛風患者向けの鍋の一つです。

すき焼き

卵もプリン体が少ない食材として知られています。

ただし、牛肉はそれなりのカロリーがありますので、食べ過ぎないこと、脂身の多い部分は避けることがポイントです。

すき焼きはお肉控えめ、野菜たっぷり、アルカリ食品であるしらたきは、ぜひ入れて楽しんでみるとよいでしょう。

すき焼き同様、しゃぶしゃぶは煮汁を食べないので、痛風患者にお勧めの食べ方です。

しゃぶしゃぶ

尿酸のもととなるプリン体は、水に溶けやすいため、しゃぶしゃぶにすると煮汁に溶け出します。

よって、プリン体を多く含むといわれる肉類を取るには、お勧めの調理法なのです。

同様の理由で、逆に避けたいのが、鍋料理のしめの雑炊や麺類です。

煮汁には多くのプリン体が溶け出していますので、ここはぐっと我慢になります。

寒い冬を身体の中から温め、食事療法をつづけてみましょう。