この症状があったら痛風を疑って、受診してみよう

痛風の足

痛風はある日突然、激痛を発症するように言われることがあります。

しかし、痛みが発生する前から、痛風を発症する人の体内では病が着々と進行しているのです。

さて、どのようなときに痛風を疑って病院を受診したら良いのでしょうか。

症状1~関節の痛み~

最も受診のきっかけとなっている症状は関節の痛みです。

痛風発作は足の親指のつけ根の関節から始まることが多くあります。

尿酸値が高めだといわれた過去があり、関節に痛みを発症したならば、痛風を疑ってよいでしょう。

痛風発作は歩行もままならないほどの激痛が特徴なのですが、数日~数週間で治まるものなので、中には、治ったと放置してしまう方もいるようです。

仮に、痛風発作が起きても病院にいかず放置してしまっても、痛風結節という傍目にも見える形で痛風が現れてくれば、体の異常を自覚できるとともに、周囲の人から病院にいくよう勧められることも出てくるのではないでしょうか。

痛風結節は尿酸塩が関節にたまり、関節の変形を引き起こすものです。

関節の変形という点から、リウマチと思う方もいるようです。

関節の変形があったならば、合わせて確認したいところです。

症状2~尿路結石~

また、痛風発作の前に尿路結石として症状が出る場合もあります。

これは腎臓で生じた尿酸塩の結晶が、結石となり尿路を下りてくるもので、これも痛みを伴います。

体の背面の激痛や、排尿時の痛みや頻尿、尿が赤くなる血尿の症状が特徴です。

これらを感じたら痛風を発症している可能性があるので、病院を受診してみましょう。

尿酸塩の結晶は尿路に下りず、腎臓にとどまることもあります。

腎臓にとどまった尿酸塩は炎症を引き起こし、腎機能を低下させることもあります。

この腎機能低下が進行すると腎不全を招きます。

腎不全になると、体に毒素がたまる尿毒症の危険があり、人工透析が必要になるでしょう。

こうなる前の自覚症状として、尿量の変化や貧血・むくみなどがあげられます。

なかなか腎臓の機能低下は自覚しにくいものですが、腎機能低下が疑われるようなことがあれば、痛風が隠れている可能性もあります。

手遅れになる前に受診をしたいものです。

症状3~夜間や早朝の関節の痛み~

痛風は夜間や早朝に発症することが多くあります。

中年男性が夜間や早朝に突然、一箇所の関節の痛みを訴えれば、痛風を疑ってみるべきです。

問診で、これらの条件を満たしただけで、血液検査をせずとも診断を下せるといわれています。

その他~痛風になる危険がある体形

また、痛風患者には肥満やメタボリックシンドロームの人が多くいることが知られています。

食べすぎは、尿酸を生成するプリン体を多く含む食品を過剰摂取する可能性をもたらします。

肥満であるだけで、痛風を疑うことはできませんが、他の症状と合わせて考える必要のある一要素です。

まとめ

男性の人形

まとめとして、

  • 中年男性
  • 常習的に服用している薬がある
  • 一つの関節に激痛がある
  • 尿酸値が高いと指摘されたことがある
  • 痛みを発症したのは足の親指のつけ根である
  • 関節の変形や腫れ
  • 排尿痛
  • 血尿
  • 貧血症状
  • むくみ
  • 痛みを発症したのは深夜か早朝のいずれかである
  • 肥満
これらにいくつか当てはまるならば、痛風を疑って受診することをお勧めします。