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痛風の治療と飲酒

飲酒

痛風と診断され治療が始まりましたが、日課として晩酌をしている人にとっては、大きな問題となるのでは?

痛風とアルコールには密接に関わっているのですから…。

痛風になると禁酒しなければいけないのかを探っていきましょう。

アルコール

痛風の食事療法は、禁止される食べ物はなく、すべての食べ物をバランスよく、が基本となります。

しかし、どの本を見ても、できれば摂取は控えてと訴えるものがあります。

それがアルコールです。

それは、痛風の発生メカニズムとアルコールに因果関係があると考えられているからです。

よって痛風発作を発症したくなかったら禁酒をというのです。

ストレス

男性

アルコールのほかに痛風発作の原因となるといわれているのがストレスです。

過度のストレスがかかると痛風発作が起きやすくなるといわれています。

よって、アルコールを断つことがストレスになるのならば、痛風という病において、禁酒効果はイマイチです。

禁酒がストレスになるのであればということで、適量の飲酒は止むを得ないという見方になっています。

禁酒ができない場合

痛風患者の飲酒について、ビールのプリン体含有量が多いことが知られています。

だから、ビールさえ飲まなければいいのではと考える人もいるようです。

または、ビールでもプリン体控えめの商品を選べば問題ないと。

しかし、飲酒はできるだけ控えてというのには、

  • アルコールそのものに原因があること
  • おつまみとして、食べるものが食事療法に向かないから
という2つの理由があるのです。

つまみとビール

アルコールに含まれるエタノールは、体内で尿酸の生成を促進し、腎臓における尿酸の排泄を妨げます。

また、アルコールはカロリーが高いにもかかわらず、栄養価は低く、肥満を招きやすくします。

痛風患者の約95%が週5日以上の飲酒習慣を持つというデータがあるほど、痛風患者は飲酒をする傾向にあります。

通常、適量の飲酒であれば、飲酒後しばらくして、尿酸値は下がっていくのですが、毎日のように適量以上の飲酒をしていると、その尿酸値は下がることができません。

これも、飲酒による痛風の原因の一つです。

したがって、ビールに多く含まれるプリン体は、痛風患者にとって、できるだけ避けたいものの一つですが、そもそも、アルコールに尿酸値をあげる原因があり、カロリーも高く、ビールでなければたくさん飲んで良いというものではありません。

それから、飲酒と必ずセットになるのがおつまみです。

一般におつまみといわれる物は塩分が高く、高カロリーなものが多くあります。

おつまみに含まれるプリン体量も軒並み高めです。

肥満を加速させ、痛風を悪化させるおそれが高くなります。

お酒もおつまみも口にすれば、体内に摂取するということに変わりなく、食事ではないと、食事療法と切り離して考えられるものではありません。

飲酒をするならば、食事量を減らすなど一日の摂取カロリーなどにも気を配りたいところです。

適量とは?

休肝日

禁酒できないならば、適量を守ってといわれますが、適量とはどれくらいでしょうか。

ビールならば中ビン1本、ワインはグラス2杯、日本酒は1合といわれています。

さらに、適量を守ったとしても、最低週2日は飲酒を控える「休肝日」が必要といわれています。

お酒が大好きな人はこれらを踏まえて、食事療法とともに、適量な飲酒を心がけたいところですね。